外壁塗装を行う壁の面積を知っておくことで、悪徳業者を見分けることが出来ます。
悪徳業者の特徴
- 外壁面積を大きく見積もり高額な請求をする
- 見積もりが分かりづらい表記
- 安さの強調ばかりで説明が不十分
など悪徳業者は何も知識のない人をターゲットにします。
しっかりと外壁面積を知っておくことで
- ・家の大まかな外壁面積を把握
- ・複数の業者に提示してもらった見積もりを比較できる
- ・事前に大体の予算を計算すこととができる
このように、事前知識で悪徳業者にだまされないようになります。さらに、悪徳ではない業者のなかから、最も最適な価格を提示てくれている優良業者を選ぶことが出来ます。
外壁塗装は、決して安い工事ではありません。
だからこそ、適正な価格でしっかりと優良業者に工事してもらうためにも事前知識を身に着けておきましょう。
■外壁面積の3つの調べ方
外壁面積の求め方は複数あります。
- 述べ床面積から計算する
- 家の周り(外周)から計算する
- 図面から計算する
1→2→3の順で選び外壁面積を計算しましょう。
家の外壁面積を知っておくことで、外壁塗装などの見積もりを正確に見極めることが出来るようになります。
でも・・・
「外壁面積を計算」ときいて、なんだか難しそうと思った方も多いのではないでしょうか?
実際に計算してみると、簡単です。
なにか準備が必要か
今持っている情報から計測する方法をご紹介します。
■述べ床面積から計算する
述べ床面積から計算する方法があります。
延べ床面積とは、
各階の床の面積を合計し、壁面積の係数(1.2)をかけて計算します。
「床の面積」「床の坪数」がわかっていれば計算できます。
床面積から計算
1階40㎡ 2階40㎡ だった場合
合計床面積 40+40=80
80×1.2(係数)=96m2
坪面積から計算
1階20坪 2階20坪だったばあい
20+20=40 40坪
坪を㎡に変換する
1坪 = 3.305785㎡
なので
40×3.305785=約132㎡
132×係数(1.2)=158.4
と計算出来ます。
家内部の面積から、外壁面積を導き出せるので簡単です。
実際には計算で算出した外壁面積よりすくなることもあります。
※窓や玄関などを含むため
メリット
- 床面積だけで計算できる
- 坪面積からでも計算できる
- 大まかな計測が簡単に出来る
デメリット
- 正確な計測ではない(見積もりの判断には十分)
- 特殊な形状の家では難しい(コの字型や円形、バルコニーなど)
外壁面積を出すとき、業者は事前に「計測器や量りを使用し計算」または「図面をみて計算」を行い確実な計測を行います。
見積もりの価格を判断するのであれば、一番簡単にできる、「延べ面積からの計算」で大体の外壁面積を知ることが出来るので簡単です。
外壁塗装業者の面積計測方法
外壁塗装業者は、
「計測機器で外壁面積を計算」
「図面を用いて面積を計算」
このどちらかの方法で計算します。
これらの方法を、使う理由は計測が正確だからです。
しかし、専門家でない限りこれらの方法で正確に行うのは難しいでしょう。
計測道具などもない状態で正確に知ることに時間を費やすことはもったいないです。
自分自身で外壁面積を知っておく理由はあくまで
「見積もりの外壁費用がおかしくないか判断するため」です。
なので、外壁面積を知るためには大まかに知ることの出来る「延べ床面積×係数(1.2)」という式で簡単に出す方法がおすすめです。
延べ床面積がわからないという人は、メジャーでの計測や図面からの計測を行いましょう。
計測機器で家の周り(外周)から計算する
家の周り(外周)から計算する方法があります。
この方法は、
- 家の外周を計算し
- 高さをかける
- 窓などの部分を引く
方法です。
この方法は、実際に業者も行う方法です。
メリット
- 正確な計測が可能
- 複雑な形状でも正確に測れる
デメリット
- メジャーなどの道具が必要
- 屋外で行う必要がある
図面を用いて面積を計算
図面から計算する方法です。
この方法は、家の図面から数字を用いて計測します。
所有している図面があるのであれば、実際に現地に行かなくても計算することが出来るため、業者が計測に用いる方法です。
すぐに、図面があれば場所や天候にも左右されずテーブルの上に図面を広げ計算することが出来ます。
メリット
- 図面のみで計算できる
- 場所や天候に左右されない
- 正確な計測が可能
デメリット
- 図面が必要
- 図面を読む技術が必要
外壁面積を計算しておくと見積もりを判断できる
外壁面積を自分自身で大まかにでも把握しておくと、業者に提示された見積もりを見分けられるようになります。
業者によっては
「坪」「面積」で表示されていたり、表記が異なる場合があるかもしれませんが、違いに惑わされず判断することが出来ます。
また、悪徳業者の場合、明らかに広い面積で見積もりを出してくる場合もあります。
家の大体の外壁面積を知っていれば、誤った見積もり、分かりにくい表記に惑わされず見積もりを見分けることが出来ます。
見積もりは1業者だけではなく、複数業者取るのが一般的です。その見積もりから、献身的な優良業者を見分けましょう。
外壁塗装の価格を決める要素は「外壁面積」だけじゃない
外壁塗装の価格が面積だけで決まると思っている人も多くいますが、間違っています。
外壁塗装の価格は「外壁面積」×「塗料」で決まります。
そこに、足場の設置代、職人さんの技術料がかかります。
費用の大部分は「外壁面積」×「染料」で変わってくるので事前にどのくらいかかるのか知っておきましょう。
外壁塗装の価格は「外壁面積」×「染料」で決まる!
外壁塗装の価格は「外壁面積」×「染料」で決まります。
家の外壁面積が、分かればそこに染料(1m2の価格)をかけることで計算できます。
1m2あたりの染料価格
フッ素系樹脂塗料 3500〜4500円(15~20年)
☆ラジカル制御型塗料 3000〜4000円 (13~16年)
★シリコン系樹脂塗料 2500〜3500円 (10~15年)
ウレタン系樹脂塗料 1800〜2500円 (7~10年)
アクリル系樹脂塗料 1000〜1500円 (5~8年)
★シリコンが1番目
☆ラジカルが2番目
に選ばれている染料。
染料の選び方は、こちらの記事を確認してください。
見積もりの価格は、外壁面積だけではなく、染料の種類によっても変わるので注意しましょう。
業者に依頼するときにあると良いもの
外壁塗装の業者を決めるとなった時
業者は計測を行いますが、あると便利なものを紹介します。
必ず必須というわけではありませんがあるとより正確に三師を出してくれます。
・家の図面
・前回の外壁塗装の見積もり
・窓の位置、や中庭など分かりにくい所メモ
等です。
事前に把握できる情報があれば、自分の判断材料にもなりさらに、業者とのやり取りもスムーズに進められます。
必ず必要というわけではないですが、すぐに揃えられるのであれば揃えておきましょう。
外壁塗装の大体の費用がわかったら見積もりを取ろう
外壁面積を計算することが出来たら、実際に見積もりを取ってみましょう。
今回調べた、外壁面積と大幅にずれのない優良業者を見つけるためには、複数の業者の見積もりを比較することが大切です。
大幅にずれていないことはもちろんのこと、見積もりを出してくれた業者の中からさらに良い業者を絞り込むことで
優良業者を判断できるからです。
しかし、複数の業者に一軒一軒連絡するのは難しいと思います。
外壁塗装を受け持つ、地域別の業者に一括で見積もりを出してもらうサービスがあります。
【外壁塗装一括見積もり】プロヌリのユーザー獲得プロモーション
です。
一括見積もりをうまく使い、最適な業者に依頼しましょう。